企画展「掌の記憶 かのうともみひさし」2025.9.30~12.7
小原和紙のふるさとは企画展「掌(たなごころ)の記憶 かのうともみひさし」を開催します。
豊田小原和紙工芸は総合芸術家 藤井達吉が小原の伝統的な手漉き和紙「三河森下紙」に植物や土(鉱物)など地元の自然素材を融合し、彩色を施したことに始まります。その後、芸術表現の多様化が進む中で、染料による鮮やかな色彩の作品が主流となり、次第に土を使う機会は減少し、ほぼ使用されなくなりました。
かつて藤井は、自然を学び自然に教えられ、そこから創造するのが芸術であると教えています。かのうともみひさしは、1998年から土入り作品の制作を始めていますが、それは過去の技法を踏襲したものではなく、自然の礎となる大地を素材にして土でなければ表現できない独自の作品を生み出しました。土入り以外の作品には、植物などの自然染料が多く使われています。これらの作品はまさに作家と自然が一体となり、互いの包容力が感じられ、自然に包み込まれているようです。
会期中に関連プログラムを開催します
■ワークショップ「ボトルキャップペーパー」(要事前申し込み)
ペットボトルのキャップを和紙に漉き込んで、メモリアルペーパーを作ります。
【開催日】11/2(日) 午前の部①10:30~12:00 午後の部②13:30~15:00
【会場】小原和紙のふるさと 和紙とうるし工房
【参加費】1,500円
【定員】各回8名(先着順)
【対象】どなたでも(小学生以下は保護者同伴)
【申込み】⑴午前または午後の部どちらかをご希望か ⑵氏名 ⑶参加希望人数 ⑷電話番号を記載の上、メールにてお申し込みください。
受付開始 10/18(土) 10:00~
メールアドレス washinofurusato@city.toyota.aichi.jp
■遠山奈津子 演舞 風の余韻、光の気配
【開催日】①11/15(土)14:00~ ②11/30(日)14:00~
【会場】小原和紙のふるさと 小原和紙美術館 第1展示室
【参加費】無料(ただし、当日の観覧券提示が必要です)
↓詳細や展覧会チラシはこちら
以下の方は観覧料が無料になります。
小原和紙美術館受付で手帳(カード)、又は減免申請書等をご提示ください。
◇豊田市内在住の高校生、または豊田市内の高校に通学している方
◇豊田市内在住の18 歳以下の方(満18 歳から最初の3 月31 日まで)
◇豊田市内在住で70歳以上の方
◇母子・父子家庭医療費の受給を受けている方
◇以下の手帳等の交付を受けている方及びその介添者(1名)
・身体障害者手帳(ミライロID可)
・精神障害者保健福祉手帳(ミライロID可)
・戦傷病者手帳
・療育手帳(名古屋市:愛護手帳)
以下の方は、観覧料減免申請書の提出により観覧料が無料になります。
◇小学校、中学校、市内の高校の授業や学校行事の引率者
◇豊田市内の高校の授業や学校行事で観覧する生徒および引率者